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はじめてのアーユルヴェーダ -キホン編-

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その診断、本当に正確?実はむずかしいアーユルヴェーダの体質診断の真実

チェックシートでは本当のタイプは計り知れない?

アーユルヴェーダでは、自分のタイプを知るために、まずはヴァータ・ピッタ・カパの体質診断を行います。チェックシートの問いに答え、自分に当てはまるものが多いタイプを、自分の体質と判断するのが一般的です。
 
ところが、実際にチェックシートをやってみると、「どちらも当てはまる気がするけど、どうしよう」「とりあえずこれにしるしをつけよう」など、答えに迷う方がとても多いです。

その結果、「自分はカパだと思っていたけどピッタだった」なんてことも起こりがち。今回は、自分の体質をより正確に知るための方法をご紹介します。自分の性質を深く知ることは、より素敵な自分に出会うきっかけづくりになるでしょう。
 

本当の体質診断には3つの方法が必要

実はアーユルヴェーダでは、体質を診断するとき、3つの診断方法を使っています。
問診・脈診・望診(視診:外見の特徴)の3つです。
 
多くの人が行っているチェックシートを使った質疑応答形式のセルフ診断が問診、外見の特徴からドーシャの働きを読み取るのが視診、脈のテンポやリズムから診断するのが脈診です。
 
そのため、ただチェックシートに答えただけで、自分のタイプを決めつけることは少し性急です。問診・脈診・望診を総合して、自分の体質を見極めましょう。自分の傾向を正しく知ることで、バランスを整えるための対策を立てやすくなります。
 

正しい問診のポイント

問診には、実は「正しい答え方」があります。それは、質問に応じて「現在の自分」と「生まれたときの自分」を思い起こしながら答えること。「プラクティ(生まれもった体質)」を診断するための質問には、「生まれたときの自分」になったつもりで答えるのが大切です。10歳までの自分を思い出しましょう。
 
また、問診表の中には、双方の質問が混在しているものがあります。現在の自分の傾向だけで答えてもよいですが、そうすると、日ごろの生活で過剰になったドーシャが結果にあらわれてしまうことも。それは「現在の体調」であり、「本来の体質」とは言い切れない場合があります。以下、問診における注意点をあげてみました。
 
① 答えがすべてに当てはまる場合
「なんとなくそんな感じ」というぼやけた状態で答えず、子どものころの自分なのか、現在の自分なのかを見極める。
 
② 問診の答えが理想の自分になっていないか
自分のことがはっきりわからず、答えられない問いがあると、「理想の自分はこうかな」で答えがちなので気をつける。
 
③ 問診は自分に向き合うきっかけになる
ただし、日ごろから自分と向き合う時間がない場合は、答えに窮することがある。
 
以上のように、問診は意外とむずかしいもの。結果はまずは参考にして、体質を知る基準にしてみることから始めてみましょう。その繰り返しの中で自分らしさ、自分の持ち味が見えてくるはずです。
 
また、日ごろから体の声に耳を傾けるようにしてみましょう。例えば体が軽快なのか重いのか、火照っているのか冷えているのか・・・など。心が不安、イライラ、あきらめているなど・・・自分の体と心の状態に向き合っていく習慣が、問診へのより正しい答えを導くことに役立ちます。


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正しい視診のポイント

ドーシャの影響は人の外見にも表れます。望診および視診と言われます。見た目の特徴から、自分のタイプを診断します。
 
ヴァータの外見的特徴
体格:やせていて華奢なイメージ、骨ばった感じ
皮膚:つやがない、色が浅さ黒いことがある、乾燥肌
額:せまい
目:目がくぼみがち、視線がシャープなイメージ
歯:歯並びがよくない、出っ歯
首:不安定、細い
手:指がすらっと細い、関節が目立つ、手のひらも縦長なイメージ、手の平の厚みが薄い
 
ピッタの外見的特徴
体格:中肉中背
皮膚:つやがある、シミやそばかす、ほくろが多い、敏感肌
額:中程度の広さ、しわやすじがある
目:大きさは大きくも小さすぎることもない、目つきがシャープ、
歯:歯並びはよい、色が黄ばみやすい
首:首は長すぎず短すぎずほどほど
手:赤みや黄味がかかった色、指先が少しシャープ、手のひらの厚みはほどほど
 
カパの外見的特徴
体格:骨太、ぽっちゃり感、がっちりしたイメージ
皮膚:ひんやりして湿っている、油性肌
額:広い
目:大きく潤いのある目、まつ毛が長い、目の中が落ち着いているイメージ
歯:歯並びがよい、歯が大きい
首:首が短めでがっちりしている
手:指が短め、手のひらの厚みがある、全体的に大きい印象かぽっちゃりした手
 

正しい脈診のポイント

セルフでできる脈診のやり方
アーユルヴェーダでは、脈診は体質を見極めるために、大変重要視されています。ただし脈診はかなり熟練が要求されるものです。本来はヴァイディヤ(アーユルヴェーダ医)が行いますが、自分の体質とその日の体調を自分自身で脈から知ることも可能です。脈診は、男性は太陽エネルギーである右手、女性は月エネルギーである左手の手首の脈を図ります。自分で脈をみる場合は、診断するほうの手のひらを上に向け、逆の手で手首を下から支えるようにします。脈をみる手首の橈骨茎状突起のすぐ下の内側に人差し指、中指、薬指の先端を軽く当てます。人差し指に強く脈を感じるばあいヴァータが増えています。中指はピッタ、薬指はカパの増加を表しています。
 
ヴァータ、ピッタ、カパ、タイプごとに異なる脈の動き
ヴァータの脈…へびのようなクニュクニュと水平移動するスピーディーな脈
ピッタの脈…カエルがピョンピョンと跳ねているような鋭い脈は、中指に触れるべき脈
カパの脈…ゆっくり首を持ち上げる白鳥のように重さを感じさせる遅い脈
 
さらにそれぞれの指以外に別の性質の脈を感じる場合、過剰になっていることを示します。
例えばヴァータのへび脈が中指にも薬指にも感じているにもかかわらず、トリドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパがバランスした状態)と勘違いをしないように気をつけましょう。この状態はヴァータの過剰を示しています。
 
起床時の脈の見方
起床時の脈は2種類の見方をしてみます。押さえる場所は同じで、圧力の入れ方を変えるというものです。一つは一度少し強めに押した後、ふっと圧力を抜いた時の脈をみます。この脈ではプラクリティ(体質)をみます。場所は同じで、初めから軽めに指を置く場合は、この脈はヴィクリティ(アンバランスしている体調)を示します。
 
自分で行う脈診は、体内のドーシャの乱れを正確に捉えるというよりは、自分の内側に注意を向けて気づきを高めるための具体的方法です。
 

「本質」と「体調」にあわせた生活を

体質診断の肝は、本質と体調を同時に把握することです。
アーユルヴェーダでは、昔からプラクリティ(生まれながらの性質)を知ることを重視していますが、ストレス過多な現代において、プラクリティを保って生活している人は希少です。そこでセルフケアを行うときは、ヴィクリティ(現在乱れている性質)をみるようにするとよいでしょう。ヴィクリティは、現在のドーシャのバランス状態と本来の体質のドーシャバランス(プラクリティ)とのずれに相当します。プラクティとビクリティ、双方を管理することでしっかりと毎日正しい選択をできるようになることが体質診断の最大の目的です。日々の生活の中で気づくアンバランスを食事、運動の仕方、休息、ハーブなどでよりよい状態に向けていくようにアーユルヴェーダの知恵を活かしていきましょう。

はじめてのアーユルヴェーダ!
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筆者:西川眞知子


 

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